私の一句

森川敬三

 クリスマス前夜新幹線の中

昨年のクリスマスイブは、あした俳句道場の忘年句 会でした。初めて参加した私は、二次会にも誘ってい ただき、ご機嫌で上野発一九時三〇分の北陸新幹線に 乗り込みました。「あした」の皆さんとご一緒した余 韻から覚めて車内を見回すと、老若男女、様々な人 が乗り合わせています。家族連れは連休、子供の冬休 みを利用した旅行だろうか。いやいや、この時刻だから一足早い帰省だろうか。壮年の男性は、単身赴任の 地から家族のもとへ帰るのかもしれない。若い女性は、 クリスマスを一緒に過ごす恋人に会いに行くのだったりして。そのような埒もないことを考えながら時間を 過ごしたことでした。

ここに掲出した句は、今年の五月に行った北陸地区現代俳句大会で、講師の池田澄子さんの特選をいただいた句。その意味でも思い出深いものがあります。

今年も忘年句会で多くの方々とご一緒できることを 楽しみにしています。