私の一句
森川 敬三
日の本の真ん中におり初景色
二〇一三年一月に通信句会「錬成句会」を立ち上げました。「あした俳句道場」に倣った句会です。前年三月「俳諧の道に入る」と公言して早期退職し、五月から富山県民カレッジの俳句講座を担当しました。自治体の講座は多くが半年の開講で、折角俳句に親しんでも後の半年は俳句から離れてしまう人が少なくありません。「錬成句会」は、受講者のモチベーションを保つ場として設けました。
掲句は、その第一回の投句作です。川端康成の言う「美しい日本の私」たらん、「美しい日本」を見逃さずに俳句に詠もうと決意していました。掲句には、「俳句の道」に入った私自身の気概も込めました。
